・とある祭りの、前夜の座談会
2000年8月11日、横浜市内某所。
連ドラの製作を終えたスタッフの一部が集結し、会合を行った。
戦い疲れた4人の戦士――人は彼らを<ザ・フォア>と呼んだ!
青木ニャルラト(以下青木N)「こんちわ」
メルトダウン元四郎(以下元四郎)「チース」
AN・Dotwork(以下AND)「どうもー」
79式AI(以下79式)「ん」
青木N「みなさんお疲れさまでした。じゃあ、それぞれどんな
仕事をしたのか紹介するというのはどうだろう」
元四郎「振り付け」
79式「ナンだよ振り付けって……」
元四郎「横文字で言うとアニメーションかな」
79式「俺はシナリオとか設定とか」
AND「留年危機」
青木N「で、僕がグラヒックとかですな。まあこんなもんか」
AND「つうか俺ら全員同一人物じゃねえか。何をワケわからん
ことしてんだ?」
元四郎「すると貴公は私の転生だと言われるのか!」
青木N「いや、貴公らが私の転生なのだ!」
79式「対談にした方が書きやすいと言ったのは青木だが」
青木N「そう囁いたのだ、俺のゴーストが」
元四郎「それはさておき、単位がヤバいらしいねえAND君!」
AND「うっ。だが君こそ1コ落としたら進級できないとか!」
元四郎「うっ。そうだ、79式も同じだと聞いたぞ?」
79式「うっ。しかし青木君も去年レポート忘れたとかで、
今年に単位不足が響いてるんじゃなかったかな」
青木N「うっ。というか俺ら同一人物だろ!」
元四郎「ヒャッ、百万世界の合がー!」
79式「アリオッチ、御身に血と魂を捧げる!」
AND「タネローンはどこだー!」
四戦士は肉体の主導権をめぐり骨肉の争いを始めた。
この闘争に勝利した者が翌日のレポートを行う。
翌日は百万世界の合とも言うべきイベント――
コミックマーケット58が待っているのだ!
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