・ご先祖様。


夏休みの宿題もすべて無事提出し、
新たに出された課題に苦しむ今日この頃ですが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は、夏に出された課題が意外と面白かったので
ご紹介しようかと思います。
何をやっていたかと言いますと、ずばり、

ご先祖様の調査です。

はっきり言ってこの課題の意図が全くわからんので、
何をどのように調べ、レポートにまとめたら良いのか
見当がつきませんでした(笑。

まずは、自分の姓や家紋から手をつけてみました。
しかし、その手の本を読んだだけでは

全然アテになりませんでした。

厚さ3cmで日本の家系全網羅って訳ないですね(笑。
しかも、全ての由来などとても載せきれません。
珍しい姓由緒正しい家紋だったら話は別ですが。

で、次はお役所に頼んだ戸籍謄本です。
しかし亡くなった祖父は分家したらしく、
謄本を見ても祖母に聞いても

「我が家の先祖は祖父だ。」

という話になってしまいました。

「そんな話を書きたいんじゃないヨ!」

てな訳で、今度は祖父の田舎の歴史史料を読みました。
祖父の田舎の村が二十年程前に何かの記念に作った
「村史」が大学図書館にあったんですよ。
これにはさすがにびっくりです(笑。

最後は、「村史」を読んだ後で祖父と同郷の
祖母に田舎の話など聞けば何かわかるだろう
って魂胆で祖母をローカルネタで質問責めです。
これは意外と効果があり、初めは
「先祖なぞ知らん。」など言っていた祖母の方から
いろんな話をしてくれました。

とりとめのない思い出話から、ためになる話、そして
とうとう祖父の家系の初代当主の名も飛び出しました。
他にも実は平家の落ち武者が祖先だったとか
ありましたが、アヤシゲなのでカットです(笑。

とりあえず、
とある田舎の庄屋さんで代々襲名していた
ということがわかりました。

その後もいろんな話を聞き、家系図も作成しておきました。

それなりの時間とお金をかければ、
お役所でも調査してくれるようですが
身近なお年寄りから昔話を聞くというのも一興ですよ(笑。



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