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・夢幻の住人。


遅れ馳せながら、明けましておめでとうございます。
などと言っている間に1月もすでに下旬に入り、
どこの本屋もチョコ菓子本が平積みされてますね。
節分などはそっちのけです。

それはさておき、先日から一人暮しを始めました。
列車に乗り、小さな手荷物だけで田舎へと移ったので
はじめは戸惑うことばかりでした。
なにせ住む家すら決めてなかったのです。
しかし、列車の向い席でいっしょになった
猫目の少年(たぶん男の子だと思います。)が親切にも
これから向う村の住人に家の手配をしてくれました。
結局、名前も聞かずに別れてしまったので
お礼をしたくともできませんでしたが…。

列車を降りると、
駅の改札口で見知らぬ狸オヤジ恰幅の良い男性が
私のことを出迎えてくれました。
少年が連絡をつけていた村人が、彼なのだそうです。
さっそく私を空き家へと案内してくれました。

村には4軒の空き家があり、狸オヤジ案内人に訊ねると
どれでも好きな家を選んで良い
とのことです。
どの家もボロっちくて甲乙つけ難く、とても悩みましたが
黄色い屋根のせまい可愛らしい家に住むことにしました。

ところが、案の定、大した荷物も持っていなかったので
家賃が払えないことが発覚いたしました。
狸オヤジ案内人は激怒するかと思いきや、
なら、ウチの店で働いて返せば良い
と言ってくれました。
内心、売り飛ばされるかとヒヤヒヤしましたが
ごくフツーの雑貨屋さんでした。

それ以来およそ一週間がたちますが、バイトも板につき、
新しい生活にもだいぶ慣れ、村人ともより親しくなって
果物を頂いたり、不用な家具などもよく貰います。
また、この村で覚えた魚釣りが面白くてしかたがなく、
皆が寝静まる頃を見計らい、川辺で夜釣りを楽しんでます。
そうそう、それから………………………。


※※※※Gキューブの電源を静かに切る音※※※※


(プロデュウサア様)
「で、原稿はいつ貰えるの?」

(わたし)
「うッ(汗!?」


注:この物語はすべて架空のものです。
  実在の人物・団体名とは一切関係ありません。たん…



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