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・たいようのもん。
試験やレポート課題の嵐も収まり、ようやく夏休みです。
学生生活最後の夏休みなので先日思いきって旅行しました。
行き先は、リゾート地で知られる南海の島国。
初日は眩しいくらいの快晴で、朝からゴキゲンでした。
飛行機の窓から覗ける青い空に白い雲、
下界に広がるキラキラ輝く紺碧の海……。
それだけでもう、旅先への期待に胸が甘く疼きます。
現地に向かう途中に機内で島のPRビデオを観ました。
賑やかな街並み、美しい観光名所にテーマパーク、
そしてトドメは新鮮なシーフード!
……ツカミはオッケーといったところでしょうか。
あと、カメラ目線で挨拶をするフランクな島代表者の
バックに映っていた島民の伝統舞踊が印象的でした。
一瞬、隣席の彼女が何事か話し掛けるそぶりを見せましたが
私の頭は、さきほどのシーフードで一杯でした。
……と、島に到着するところで飛行機がぐらつき始めました。
なにやら滑走路に異常が起こったようです。
幸い墜落こそしませんでしたが、コースを外れて着陸しました。
滑走路に降り立つと、そこには大きな落書きがあり
迎えに来た島民達もかなり困惑している様子。
しかも、使われているペンキは得体の知れない物質で
地面がボコボコ沸いていたのには驚きました。
邪魔なので水で洗い流そうとしたら……
※※※※※Gキューブのコントローラを奪う音※※※※※
(プロデュウサア様)
「で、原稿は?(放水ィィ!)」
(わたし)
「うッ(汗!?(没シュート)」
注:この物語はすべて架空のものです。
実在の人物・団体名とは一切関係ありません。たぶん…
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