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・アメリカンジョークのひみつ


登場人物紹介
人々
博士 ・ 蟹太くん ・ 通子ちゃん ・ ジョン

博士   :何でも知ってる偉い人。
蟹太くん :好奇心旺盛な少年。わりと頭が悪い。
通子ちゃん:蟹太くんの友だち。わりと性格が悪い。
ジョン  :保安官の息子。通称ジャック。



あなたの道は背中です

蟹太「結局のところ、あなたの頭髪は徐々に失われていくという
   事実は確実に存在します、ドク。これはあなたの実際的な
   問題のうちのひとつです」
博士「くそっ。君はいったい、だしぬけにわたしの研究室の扉を
   越えて礼を失した仕草をする必要に迫られた理由を持って
   いるのかね? なぜ自分の部屋でドクター・ペッパー(米
   国で愛飲されている国民的飲料)を飲みながらビデオ・ゲ
   ームに君の注意力のほぼ全てを向けようとしないのかね?」
通子「わたしたちは、つまらない不和で時間を浪費するべきでし
   ょうか、ドク? それとも、世界の終わりまで、わたした
   ちの緑色の目(不機嫌の意もある)をギラギラさせていろ
   とでも?」
博士「なんてこった。たしかに、これは素晴らしいビジネスでは
   ないな。それで、君たちはわたしにどういった種類の行動
   を望んでいるんだ? ペンタゴンのメイン・メモリーにで
   もこっそり忍び寄って、彼らの今週のランチのメニューの
   詳細を検討すればいいのかい、ハッハー?」
蟹太「なるほど、それは次の水曜までにお願いしますね。ところ
   で、ドク、何か飲み物でもいただけますか?」
博士「君たちはわたしの年金生活に経済的な損害を被らせる計画
   を持っているようだな。よし、それでは君たちの計画の詳
   細を教えてくれ」
通子「それじゃあ、オレンジジュースをください」
蟹太「ぼくはミルクを」
博士「ミルク? ミルクだって? こいつは傑作だ。坊や、ミル
   クが飲みたかったら家へ帰ってママのミルクでももらうと
   いい。なあ、そうだろ、ツーキィー?」
通子「フフッ。やめましょうよ、ドク。彼もこれが彼の生涯のな
   かで最も困難な状況のもののうちの一つだと、気づいてい
   るでしょうから」
蟹太「それで、ぼくのミルクは出てくるのかい、それとも出てこ
   ないのかい?」
博士「てめえ、頭脳がマヌケか? 俺たちは、お前さんに行って
   しまえと言っているんだぜ、この豚の尻野郎が」
蟹太「自分の尻にキスしてな」
博士「なんだと、この野郎! 俺の銃の鉛玉をしこたまブチ込ま
   れたいのか、このマザーファッカーめ。はい、飲み物がで
   きたよ、お二人さん」
通子「ありがとう、ドク」
蟹太「ありがとう。でもドク、来客の前で飲尿療法をするのは適
   切ではないと思いますよ」
通子「ドク、わたしが思うに……」
博士「ちょっと待ちなさい。わたしが飲んでいる飲み物はただの
   ビールだよ。すこしばかりぬるいけれどね。それで、君た
   ちの持ってきた要件というものの正体は何かね?」
通子「別に。暇だから遊びに来ただけですよ」
蟹太「何か新発明でもなァい、ドク?」
博士「この呪われた、腐臭を放つヘドロ野郎どもめ!」



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