電気ケトル生活
10年間、この電気ケトルを使っていました。
T-falがこのケトルを売り始めたのと、引越の時期が丁度重なって、新物の結構いいお値段したコイツを買ったのです。
それから半年したら1000円クラスのケトルが無数に出回りましたが…
なのでほら、見づらいですがmade in france
もういまは違うらしく、ちょっと悲しいですね。
そんな我が家としては高価商品のT-falケトルでしたが
つい先日、急にスイッチが軽くなり電源が入らなくなりました。
そりゃ10年もつかってれば壊れてもしょうが無いのですが
新しいのをかうか、修理に出してみるかでちょっとネット検索。
すると、みなさんもっともっと早くぶっ壊れているみたいです。
そんなに壊れやすいのにうちは10年もったのか…
じゃあしょうが無い。
記念にばらしてみよう。
万が一直ったらもうけものだ。
というわけで、ばらす方向に思考をシフトします。
※気まぐれでばらすだけなので、絶対に皆さんまねしないでくださいね。
※危ない部品とかでケガしたり、火傷したりしても責任はもてません。
蓋を取るとネジがあるので、きっとこれをはずせば分解できるハズ。
壊れたスイッチのそばなので、原因も近いはずです。
ネジを回すとあっさり外れました。
カビ生えてます。
こんなところ洗えないししょうが無いですね…
肝心のスイッチ部分をみると、プラスチックの棒が伸びているだけです。
本体機能は底面のあるようなので、多分このプラ棒がどこかに当たってスイッチONOFFしていると思うのですが…
よく見ると(写真だと見づらいですが…)底面から同じ色のプラがでています。
手でそのプラをおすと、…うん、たしかにスイッチをおしたときのあの感覚。
と言うことはなんらかの方法でこの2つが組み合わさればいいのでしょうが、いかんせん、それっぽいパーツがみあたりません。
変だなーとパーツを眺めていると、あることに気付きました。
これ、もしかして折れたんじゃないだろうか
組み合わせるためのパーツが無いんですから、そのままくっついていたと考えるのが普通かと思います。
でもまさか。
プラスチックを薄くして曲がる様にするのはよくある話ですが
スイッチなんて毎回触る部分にそんなパーツを採用するでしょうか。
毎回スイッチを入れる度、この薄いプラスチックを曲げたり伸ばしたりしていたというのでしょうか。
……。
こんな作りだからすぐ壊れた人続出なんだよ、フランス!!!!
ほんとこんな作りでよく10年もったもんです。
とはいえ、買い直すまでの間使えないのは困るなぁと
全然無事そうな底面スイッチをいじりながら悪知恵を働かせます。
そして
プラ棒の代わりにたこ糸でつなげたった!
組み立てたら普通に使えました。
このままつかうのはさすがに危ないですが…まぁ繋ぎです繋ぎ。
早く次のケトルをかおう。
でもこの作りを見てしまうと、もう一度T-falというのは抵抗が…