有限会社キャニッツのサイトへようこそ。
  • このページはログとして残っている古いページです。
  • リンク切れや、現状にそぐわない記述などが含まれる場合が御座います。
  • また過去の技術で作られたページもあり、きちんと表示されない場合も御座います。
どうぞご了承頂いた上でご覧ください

有限会社キャニッツ

最新の情報、コンテンツは
こちらからどうぞ

 
同人プロジェクト 会社概要 お問い合わせ
コンテンツメニュー レンタル掲示板 自動登録リンク集 各種ダウンロード 週刊蟹通(スタッフによる週一コラム)
ひとりごとのひみつ

(蟹太のモノローグ)
カニタ
俺は梅干しが嫌いだ。
今日、ご飯を電子レンジで暖めたものが食卓に並んだ。
ひとくち食べた所で「ウォワッ」と叫んで流しへ駆け込み吐いた。
そのご飯は使われなかった昼の弁当を温め直したものだった。
慎重に取り除いてあったが、梅干しが埋まっていた米だったのだ。
だが、かすかに残った塩気と酸味と臭気とが、
俺の対梅干し用検知器官(AUS)に引っかかった。
俺の嘔吐はなかば反射的なものだったが、
それは脊髄的なものではなく脳髄的なものだった。
つまり、梅干しの存在を肉体が感知した瞬間ではなく、
梅干しの存在を精神が感知した瞬間に嘔吐感は起こる。
そりゃまあ熱や痛みではないのだから当然ではある。
何年かぶりに梅干し的なるものを口に入れたのだが、
あらためて気付いたことがある。
実は、俺は別に梅干しの味や臭いが嫌いではなかった。
そりゃまあ日本人の大半が好んで食うのだから、
一部の発酵食品のように異常な味や臭いがあるわけでもない
でも駄目だ。吐き気がした。
梅干しに接触していた米を「ケガレ」ていると感じた。
つまりこれは思いこみである。俺の宗教である。
ただの肉という点では同じであるにもかかわらず、
パックに包まれたブタの肩ロースは平気で触れるが、
人の死体は触れない心情と、これは同じだ。
禁為である。タブーである。だから俺の宗教なのだ。
結局は何が言いたいのかというと、
俺は梅干しが嫌いです食べられません。

(通子のモノローグ)
ツーコ
「『ヴ』によってv音だけが日本語に定着した」って
このまえ博士が言ってたけど、
ファとかティとかツォとかもそうじゃないのか。

(博士のモノローグ)
ハカセ
そうか六歌仙は怨霊鎮魂のために歌仙に封じられていたのか。

(蟹太のモノローグ)
カニタ
もったいないからご飯は我慢して食べました。

(博士のモノローグ)
ハカセ
そうかプラズマは高温になるにつれ抵抗値が減少するのか。


このページのTopへ戻る 蟹通トップページへ