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扉を開けると君を殺した男が血糊の掃除をしている。
男は怪異現象に慣れていないらしく、またしても姿を現した君を見て、
亡霊か化け物でも見ているような顔をした。
その通り、君は百年前の亡霊であり、復讐のデーモンと契約を交わした化け物だ。
男は腰を抜かして動けない。
「デーモンか。デーモンか」
男は涙を流して君に命乞いをする。
君は男に武器を渡すよう言って、追い払うことができる。彼は君に腰の脇差を差しだし、
ゴミ捨て場へ通じる扉から外へ出て一目散に逃げ出すだろう。
もっと馴染み深い階で平穏を求めながら暮らすことになる。
あるいは、君の復讐心を多少なりとも癒やすため、彼を殺して武器を奪うこともできる。
その場合、男は弱々しく抵抗するだけで、武器を奪った君に簡単に殺される。
いずれにせよ、チェックボックスの「脇」にチェックをすること。
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