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君は玄関ホールへの扉を開けた。
君を殺した男たちは先ほどのままの姿勢でくつろいでいたが、 君を見るとさすがにギョッとしたようだった。
「わかったぞ。怪異だ。デーモンか何かだ」
一人が叫んだ。
「弱い怪異、弱いデーモンだ。へへへ。何度でも殺してやる。何回出直せるのかやってみろ」
朔月左文字を持った男が立ち上がり、君へ突進してくる。
今度はうまく行くだろうか。君は脇差を抜いた。
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